新型コロナウイルスの猛威が留まることを知らない。
変異種の脅威もある中、ワクチン接種の予約が開始され、12日には八王子や世田谷で始まる予定である。
4月5日の感染状況
東京都によりますと、4月5日、都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は249人でした。
先週の月曜日と比べて15人増えました。
感染が確認されたのは、10歳未満から90代の249人で、5日連続で前の週の同じ曜日の感染者数を上回りました。
直近7日間の一日あたりの平均は392人で、前の週の109.6%となりました。
年代別にみると20代がもっとも多い79人で、次いで30代が51人、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は25人でした。
重症の患者は前の日から1人減って46人となりました。
大阪、兵庫、宮城でまん延防止等重点措置が適用された。
新型コロナウイルスの感染の再拡大を受けて、大阪、兵庫、宮城の3府県でまん延防止等重点措置の適用がはじまりました。
大阪府では、適用に理解を示す声が聞こえました。
漫然防止措置の対象地域となる大阪市ではマスクをしていない客の入店禁止などが店舗側に義務づけられています。
兵庫県では、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の4市の飲食店に午後8時までの時短営業を要請されているほか、不要不急の外出自粛が呼びかけられています。
宮城県では仙台市内の飲食店で、営業時間を短縮するという張り紙が多く見られました。
県は一昨日対策本部会議を開き、新型コロナウイルスのまん然防止措置の地域を仙台市とすることを決め、市内すべての飲食店に午後8時までの時短営業やマスク会食などをもとめています。
また仙台市以外のすべての市町村には、酒類を提供する飲食店などに午後9時までの営業を要請して、県は対象となるおよそ1万9千店に措置の内容を記した書面を郵送して周知を図っています。

高齢者からワクチンの接種がスタート
65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチンの接種が12日からはじまります。
各地で今日、受けつけがはじまりましたが、東京・八王子市ではすぐに予約の上限に達し、受付を停止しました。
午前9時に八王子市の受付がはじまると、コールセンターには電話が相次ぎました。
八王子市で対象となる高齢者はおよそ16万人ですが、予約は先着順ですぐに上限に達したため受付が停止されました。
高齢者の多い、八王子市と世田谷区は都内でもっともはやい12日から接種がはじまる予定で、今週中にそれぞれ1950回分のワクチンが届きます。
世田谷区では、高齢者施設の入所者や職員から接種をはじまるとしてします。
山梨県甲府市でも受け付けがはじまりました。
甲府市の一部の地域では17日から接種がスタートします。
厚生労働省は今週からワクチンを都道府県に配送します。
6月末までに高齢者、3千600万人の2回分のワクチンを供給できる未透視です。
国会では新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを踏まえ、今後の対応が議題となっています。
菅総理は今の状況を受け、第4波とは示しませんでしたが、強い警戒が必要としました。
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