
アメリカの投稿サイトであるツイッターは8日に、トランプ大統領のアカウントを永久停止すると公式に発表。
今後のアメリカの混乱、暴力的行為がエスカレートするのを抑えるためだ。
トランプとツイッター
今、政治の世界でもSNSを中心に情報や意見を発信することは少なくない。いやもはやSNSがメインになっていると言っても大げさではない。
テレビなどのメディアと違いSNSは完全に自分からの発信が自由である。
一方的に正しいこともそうでないことも発信できるのである。
今、SNSはテレビなどのマスメディアを完全に凌駕しているのである。
とはいえプラットフォームはプラットフォームで、投稿される情報の制御ができるわけではないのと、各社メディアとしての知見があるわけではないので、昔のマスメディアなどよりも社会との折り合いをつけるのにかなりの労力を要していた。
ただ難しいところでいうと、アメリカは自由の国であって「表現の自由」も憲法で認められています。憲法で認められているということは、国が個人の表現の自由を認めているということ。

個人的に発信するツールがなかった時代は、この部分はバーチャルではない世界での話であったのだが、これだけインターネットが普及し、個人個人が一方的に情報を発信できる世界になった場合には、この表現の自由というものが今までとまったく違う意味合いになってくる。
影響力のある人の発言が、それを見る人たちに大きな影響を与えるようになり、状況によっては地域や国を巻き込むほどの大きな自体になりかねない。
今回のトランプのアカウント永久停止はまさにその部分でツイッターが危険を感じたため行われた措置である。
トランプとSNSの危険性


誹謗中傷はSNS上では日常茶飯事と言っていいくらいに飛び交っているが、それ以上に危ないのは人種差別や人権侵害、暴力的発言などである。
テレビなどのメディアであれば、報道する側に責任があり、しっかりと事実確認された上で報道されるが、SNSは完全に投稿側の自由な判断なため、このような発言が飛び交うようであるともはやSNSの在り方自体を考えなくてはならない。
今回のトランプ支持者の暴徒化騒動がトランプのツイッターでの発言が発端だと問題になっているが、これは騒然すくなからずその要因にはなっている。
トランプの考えは基本ツイッターであるためそれを見た支持者が動いたということだ。
トランプの次なる発信ツールは?
影響力のある人であるため、こっそりアカウントを変更するようなことはできないなので、ツイッターは別アカウントではじめるということはまずありえない。
この状況ではどのツールからも拒絶されることは間違いなく、トランプ自身が発言に対する責任をしっかりと負いまっとうな発信をしていくしか方法はない。
信頼を取り戻さなくてはならないのである。
バイデンがトランプ支持者のことをテロリストと呼んだが、これはトランプ自身にも言えることなのである。
まとめ
トランプが変わるしかない。それだけである。
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