
現在、コロナ渦によって外出自粛による巣ごもり需要が急激に高まっている。その需要の中で注目したいのが カップラーメン、インスタントラーメンである。
誰しもが、自分のお気に入りの商品がひとつはあるはずである。
最近は、コンビニで都内や地方の人気店のカップラーメンもよく目にする。
食べてみると、実際の店舗の味までは届かないものの、カップラーメンとしてみるとすごく美味しく仕上がっている。
私はインスタントラーメンよりもカップラーメン派であるが、インスタントラーメンもコロナ渦で成長している市場である。
ラ王やマルちゃん正麺やチキンラーメンは人気の商品だ。
そこで注目したいのが韓国、農心の「辛ラーメン」だ。
日本はもちろん、海外からも評価がうなぎのぼりとなっている辛ラーメンを分析してみよう。
辛ラーメンはなぜ人気が出たのか?その理由を分析

現在、韓国、農心の辛ラーメンの人気が急上昇中だ!
カップラーメンも発売されているが、今回はインスタントラーメンで考えてみよう。
実際に辛ラーメンを食べて見た。(10回は食べてみました)

なるほど。
やはり辛いですね。
食べた感想は、辛くて美味しい。それはシンプルな答えでした。
すぐにこのラーメンが人気の理由がわかりました。
分析した結果、まず、味が飛び切り美味しいかと言われれば、とびぬけて美味しいというわけではなく、日本のインスタントラーメンにも十分に勝算はあります。
ズバリ!辛ラーメンは辛い中にコクがあって、中毒性があるんです。
「美味しい」ことは間違いありません!
ただ美味しいから人気というよりも、あえていうなら初めてビールを飲んだ時に「苦い」と思ったと思います。「これ飲むならサイダーかコーラ飲んだ方がおいしい」と思った人も多いのではないでしょうか。
それと同じようなことで、辛いコクのあるラーメンが食べたくなるんです。
※ちなみにビールと辛ラーメンの相性は抜群です。
上記にも書いたようにアルコールと相性がよいため、需要が伸びたということも十分に考えられます。
辛ラーメンはほんとに美味しいの?どんなラーメンが当たるか?!

あらためまして辛ラーメンは美味しいです。ただ他の人気ラーメンより美味しいかと言われたらNOと答えるでしょう。
辛ラーメンレベルの商品は日本で作ることはさほど問題なく作れると思います。
今、日本でも辛ラーメンは販売されていますが、なぜ伸び悩んでいるかというと、簡単にいうと「にわか」商品だからです。
辛ラーメンは、辛いラーメンとして定着させるためにここまで頑張ってきました。
海外からすると韓国のラーメンだから辛いというイメージにもなっています。
これはすごくよいブランディングだと思います。
話は戻りますが、日本ではにわかな辛ラーメンしかないので、定着しないんですよね。
もし日本で辛ラーメンを人気にするのであれば、10~20年は辛いことを売りに販売し続けなければなりません。ずっとずっとチキンラーメンのように。
そこでやっとその辛いラーメンが浸透していくと思います。
味ではなく、ブランディングと戦略で辛ラーメンは勝利したと言えます。
まとめ
辛ラーメンは美味しい!でも他の人気ラーメンを凌駕はしていない。
ブランディングと戦略、韓国が辛いというイメージから海外では売れている。
辛さの売りがブレていないので段々と浸透してきたのである。
もし日本で辛いラーメンを人気にするのであれば、ある程度の年月をかけて、辛いを全面に出して販売を続けることである。
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