[出典元:yahoo]
東京五輪の競泳日本代表の主将を務めていた瀬戸大也の不倫問題で、被害や損失をうけた企業は少なくない。
そして当然のことながら、一番急落したのは問題を起こした本人の瀬戸大也である。
これまではJOCのシンボルキャラクターでもあった瀬戸だが、ネット上では大炎上なんてものでは済まないくらいのも猛烈なブーイングが吹き荒れている。
はたしてこの状況で瀬戸はオリンピックに出場し、結果を残すことができるのであろうか?
こんな状況で「応援しない!」「最低!」などとネット上ではコメントが並んでおり、少なからず本人にも届いているはずである。
瀬戸は日本代表の選手。
本人の人間性は別として日本にメダルを運ぶ可能性のある選手だ。
だから勝ってほしい気持ちがある。世間はその部分はどのように思っているのか?
現段階では、この火を消すのは相当な時間がかかると予想できる。
これは妻や子供という人対人のこと。
自分を応援し、守ってきてくれた人たちを裏切った形になったこの一件は健全なスポーツにおいて最もあってはいけないことであろう。
はっきりいうと出ない方がいいと思うくらいである。人間として最低の烙印を完全に押されたのだ。
瀬戸のこの問題で練習のプランなども大きく変更となる。
まず、大きな問題として瀬戸は日本代表として五輪に出る。
しかし今後の強化プランにも変更があるように、思うように競泳陣のプランが進まない可能性がある。
つまり他の選手にも影響を及ぼしているということだ。
これは私の個人的な見解だが、瀬戸はまったく記録はおろか上位に入ることもできないと思う。
下された処分以上に失ったものは大きい。
[出典元:yahoo]
10月13日に日本水泳連盟は、オンラインで臨時常務理事会を開催し、瀬戸大也選手の2020年の活動の停止を決めた。
瀬戸は不倫問題により多くの人の信用を失ったために、東京五輪の競泳の日本代表の主将となっていたが、それを辞退した。
そのために12月に開催される日本選手権には出場できなくなり、五輪も練習の強化も狂いが生じてくることになる。
瀬戸は競技者資格規則に違反したことにより、活動停止、日本水連、日本オリンピック委員会の教育プログラムの受講することとなる。
ちなみに瀬戸の最近の試合は、昨年は世界選手権で個人メドレーは2冠、競泳陣の中でゆいいつ一人だけ東京五輪に決まっている瀬戸。
そんな日本のエースでもある瀬戸は夫人ではない女性とラブホテルに行ったということで謝罪した。
しかも印象が悪いのが子供のお迎えの前の行動だったということ。
人間としても大きな代償を払った形になった。
当然ではあるが、スポンサーであるANAとの契約は解除され、JOCの「シンポルアスリート」からも外された。
こんな失態をした選手のスポンサーをしていても当然ながらなんの利をないことは誰の目から見ても明らかである。そしてJOCとしても同様のことが言える。
ネット時代、SNS時代も手伝って昔よりもはるかにプライベートを見られるようになった選手たち。

[出典元:yahoo]
2020年10月13に、日本水連は東京五輪に内定している瀬戸大也の不倫問題を処分を下した。
実は、五輪選手やアスリートがプライベートなことで処分されるというのは異例のことだ。
しかし、現在においてアスリートがメディアやネット上に露出する機会が何十倍、いや何百倍にもなったと言っていいだろう。
そうなったことで選手の私的な行動も、ネット上で流出することとなり、昔よりもプライベートでもミスのできない時代となっている。
つまりどういうことかというと、成績を残せば評価されるが、私生活での模範となってほしいという思いもJOCはじめスポーツ競技団体は考えている。
そのため、私生活の行動ひとつひとつも選手として重要な要素のひとつとなっているということだ。
日本水連は、瀬戸や社会的な模範となるような教育を今後していくとしている。
トップであればあるほど、露出は増える。
子供たちからの憧れである選手は、いわばヒーローである。
そんな人間が規則を違反しては、子供はそれでいいと勘違いだってしかねないのである。
逆を返すと、アスリートの私的な行動がこれほどの騒動になるのは、瀬戸が価値が高かったという裏返しにもなる。
当然、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年。
その年に起きたこの惨事ということもあるだろう。
今回ANAが瀬戸のスポンサーを降りたが、スポンサーは、人気の選手、成績のよい選手をサポートすることで、事業自体の印象も上げるという狙いがあるのだが、サポートしている選手が失態を起かせば、その選手をサポートしていた企業のイメージは一気に急落する。
今回の瀬戸問題でANAのイメージは急落したとは思わないが、先見の明がなかったということにはなる。
まとめ
まずは率直に、この問題で被害や損失を受けた企業や個人などにどのような謝罪なりがあるのであろうか。
瀬戸は主将でありながら、あまりにも軽率な行動をとってしまったが、その部分でなぜ、しっかりと自分の立場を自覚することができなかったのだろうか?
どうしてもそこに疑問が残る。
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