[出典元:yahoo]
日本の宝が新天地で最高のデビューを飾った。
久保建英は、11日にアウェーでエルチェ戦に臨んだ。そこでいきなりの2アシストを記録。
ヘタフェに加入してからまだ一度も練習をしていないにもかからず、しっかりと記憶と記録を残して見せた。
スペインメディアもこぞって日本代表の活躍にスポットを当てた。
久保建英はなぜすぐに結果を出せた?
相手の力量と一人少ない状況だったということも決して忘れてはいけないことであるとは思うだが、まずよくあの状況で監督が久保建英をよく出してくれたというのが率直な感想である。
一日も練習をしていない久保建英を出場させて結果が出なかったら間違いなく叩かれるということはわかっていたはずだが、それほど現チームが難しい状況だったということでもある。
その点としては運もよかったと言える。
これは、まず一番に言えることは、チームメイトがいきなり入った新人に対してボールを回してくれたということが一番大きいことだろう。
通常は、しっかりと練習なり試合で信頼を得ていない状況で、欲しい時にボールが回ってくることは欧州ではほとんどない。
上記にも書かせてもらったように、それくらいチームが苦しんでいたとも言えるが、この部分でも久保建英は運がよかった。
今までのヘタフェはプレスのチームというイメージがあったが、ハイプレスで体力が奪われて自滅しているような部分があったが、久保建英の加入で納めどころもできて今後チームとして回っていく期待ができる。
2A!高評価のわけ?
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久保建英がこの試合で高評価だったわけは、何も2Aがあったからだけではない。
動き自体もシャープであった。
新しいチームメイトであるアレニャ、ククレジャ(カンテラ出身)の二人からもしっかりとパスが回ってきていい連携をしていた。ずっと一緒に練習をしていたようなコンビネーションだった。おそらくそれぞれが「やりやすい」と感じたのではないかと思う。
そしてポジショニングに関しても、流動性があった上に、しっかりとタメを作れたことと、勝負所ではしっかりと仕掛ける姿勢もよかった。
ここにマジョルカ時代で相性抜群だったクチョが復帰したら、より連動性が向上しチームとして間違いなく機能し始めると予想できる。本当に期待が持てる。
新聞各紙は?
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ほとんどのスペイン紙が高評価だった。この2Aにどれだけに意味があるかしっかりと紹介されている。
69分、ペナルティーエリア手前右で細かいフェィントを交えながらエリア内に侵入し、左足を振りぬいた。強烈なシュートに相手GKは手前にはじくのが精いっぱいで、それをFWハイメ・マタがねじ込んだ。
84分、右サイドから久保建英がクロスを上げ、エリア中央付近でFWアンヘルが倒されてPKを獲得した。これを決めて久保建英にとって2Aを記録。
スペイン各紙から称賛されたこの動きを今後も続けられるかが重要となる。
さらにスペイン『マルカ』電子版は久保、そして同じくこの冬に加入したMFカルラス・アレニャーを取り上げる「アレニャーとクボがいれば、また違う話になる」との記事を掲載。「日本人がヘタフェの全サポーターの期待を呼び起こすためには、30分あれば十分だった」と記している。
まとめ
まだ30分しか出ていない。それで活躍できたらのはすばらしいことだが、逆を返せばまだ30分活躍したに過ぎない。
相手は一人少ない下位チームで評価するには時期早々と言ってよい。
今後、しっかりとスタメンで出場し、継続して活躍してはじめて道が開けるのである。
ただ最高のスタートを切ったことは間違いなく、今後も応援してゆこう!
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