
川口春奈がついに飛躍の時を迎えようとしている。
かわいらしいルックスで新人女優の登竜門であるリハウスガールの13代目に抜擢され、そのまま活躍の場を広げていくかに思われていた。
しかしそんなに簡単なことではなかった。
主演としてドラマに何本か出演し、これが好評ならそのままトップ女優の仲間入りという可能性すらあった中で、川口春奈のドラマはどれも低調で視聴率を稼ぐことが出来ず、途中で打ち切られたドラマもあったほどだ。
これは主演の俳優としては、自身の評価と言っても過言ではなく、世間から失格の烙印を押されたと言ってもいい。
川口春奈はなぜ大河「麒麟がくる」に抜擢されたのか?

川口春奈が一気に世間を見直させたのが、大河ドラマの「麒麟がくる」である。
帰蝶役は、当初は沢尻エリカで決まっていたが、直前(2ヶ月前)に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されることとなった。
何の準備もない状態で回ってきた大役に戸惑いも大いにあったに違いないが、大きなチャンスが川口春奈に回ってきたのである。
帰蝶は織田信長の正妻であり、ドラマ内でも重要な役であり、当初は川口春奈で大丈夫かと不安視さえされていた。
性格はしたたかで、役としても非常に難しい難役だった。
つまり川口春奈のポテンシャルを見抜いての抜擢だったと言える。
川口春奈の実力をかってのことと彼女が清純派として認知されているが、演技の中で清純の裏にもつ闇や悪を絶妙に表現できると見込んだと言える。
すばらしい選択だった。
川口春奈の演技はうまいのかへたなのか?

もともと川口春奈は芯をしっかりともった人ということで知られている。
どんなに低調だったとしてもいつか見返してやるという強い気持ちがあったからこそ、今のブレイクにつながったと考えることができる。
思い返してみると、デビュー当時、そして出演ドラマが低調だったあたりに、バラエティーにもしばしば出演していたが、いまいちタレントなのか女優なのかわからなかったし、発する言動もどこか重みがなく、薄い感じがいなめなかった。
今までは「演技」があからさますぎたのだが、今は演技ではなく、しっかりと役にセリフが乗っていてギャップがなくなったのである。
今の川口春奈を見たら実力派女優といっても決して過言ではない。
今後の期待
私の個人的な見解を言っておこう。
川口春奈はルックスなども抜群でありもちろん十分に主役をはれる実力を持っていると思うが、彼女が輝くのは一歩下がった役であると感じる。
恋愛ドラマなら恋敵やヒロインの友達。
一歩引いて、そのドラマの深みを出すような役がよいと考えている。
これは川口春奈が実力があるということを言いたいのである。
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